→しっかりセルフケアをしていても、どうしてもみがき残しがあるものですし、歯石として付着するとセルフケアでは落とせません。セルフケアとPMTCを合わせることで、トラブルの予防効果がアップします。PMTCでは、3~6か月に1回の頻度で受けることが望ましいとされます。適した頻度は個人差があり、ほかの体の病気や今までの治療経過などからリスクが高いと判断される人は期間がもう少し短くなります。
- 歯周病は人生を変える
国の調査によると、80歳で平均10本しか歯が残っていないという結果がでています。
成人が歯を失う原因の約半数は「歯周病」。そのほとんどが20代~40代にかかり、長い年月を経て少しづつ歯を失っていきます。
一度治療しても、放っておくとまた進行する歯周病。定期的なメンテナンスは、歯周病の進行を食い止めるもっとも確実な手段です。
歯周病になると徐々に歯ぐきが下がり、歯が抜けてしまいます。
- むし歯は痛んでからでは遅い
むし歯は早期に発見できれば、削らずに済む場合もあります。しかし、この段階では痛みは一切ありません。
一方、はっきりと痛むほどにまで進行してしまうと、「神経」を取らなければならないこともあります。「神経」は栄養分も運んでいるため、取ってしまうと、その歯の寿命は著しく短くなってしまいます。そこで、定期メンテナンスではむし歯の早期発見のためのチェックを行います。
- 歯みがきだけでは防げない
むし歯や歯周病の原因となる細菌のかたまり「プラーク」。毎日の歯磨きでしっかり落とすことがまず大切です。
しかしそれでも数か月もするとほとんどの方のお口に強固な「歯石」や「バイオフィルム(細菌の膜)」ができてしまいます。
そこで、定期メンテナンスでは、専門の器具を使って、これらを時間をかけて丁寧に取り除きます。
- こんな相談もできます
・口を開けたりしたときの顎の痛み
・かみ合わせや噛むこと
・飲み込み
・口の粘膜(口内炎)
・口臭
・味覚や舌の違和感
・口の渇き
など歯科では、歯や歯ぐきだけでなく、お口の悩みを広く相談できます。
上記に関する悩みがあれば、遠慮なさらず当院で相談してください。適切な治療やアドバイスがもらえます。
当院では診察券アプリを登録していただいた方には定期的にアプリで検診時期のお知らせが届きます。
また、ショートメールやハガキでも定期検診のお知らせをお届けいたします。
是非継続して定期検診をお受けくださいませ。