皆さんは歯医者というとどういうイメージがあるでしょうか?おそらく「怖い」「痛い」などマイナスのイメージを思い浮かべた方も多くいらっしゃると思います。わたしたち大人も歯医者さんに行くのはドキドキしますよね。なぜ歯医者さんで治療しなければならないのか、わからないお子さんは、わたしたち大人の何倍も不安でいっぱいです。
なんのために治療をしなければいけないのか納得いかないまま、いきなり歯を削られたり、麻酔の注射をされたら、歯医者さんが怖いと思うのは当然です。すぐむし歯を治してあげたいという気持ちも分かりますが、「むし歯を治すことがゴール」ではありません。
本当のゴールは「むし歯にならないようなお口の環境を整えて、お子さんの健やかな未来をつくってあげること」です。
日々の診療をするうえで、子どもたちの未来をつくるお手伝いができる小児歯科でありたいと思っております。不安なことがあればいつでもご相談ください。
むし歯にならないためには
お子さんのむし歯の原因は・・・・・甘いお菓子の取り方に問題がある場合がほとんどです。
むし歯になってしまった子は、いまのおやつの取り方を見直していくことがむし歯予防の近道です!!
甘いお菓子を食べるとその後、30分程度むし歯菌が歯を溶かします。その後、唾液が溶けた歯を修復してくれますが、常におやつを食べたり、お砂糖のはいった飲み物を飲んでいると歯が溶けている時間が長くなります。おやつは食べてもいいのですが、時間を決めてあげないとあっという間にむし歯になってしまいます。
→ポイント:おやつは時間を決めて規則正しく食べて、むし歯になりにくいお口を目指しましょう!!
甘く感じる飲み物はたくさんの砂糖が入っています。1日中このような飲み物を口にして
いるとその間歯が溶け続けてしまいます。
甘いお菓子やジュースは3歳以降から与えることをおすすめします。3歳までは味を感知す
るセンサーの数多く、味覚が敏感な時期といわれています。その時期に甘いお菓子やジュー
スをとる習慣があるとその後も甘いものを好みやすくなります。甘いものを食べる時間を
おくらせることは生涯のむし歯を予防する一番の近道です。
当院では歯磨き指導や栄養指導も行っております。ご希望がございましたら当院の歯科衛
生士にお気軽にご相談くださいませ。また歯並び、かみ合わせに関しましてもご相談を受け
つけておりますので、気軽にお声がけください。