親知らず

親知らずとは文字通りもう自分の子供が大きくなって自分で歯磨きをするようになってから

いつのまにか(親が知らない間に)生えてくる歯のことで、一番奥から生えてきます。

この親知らずは親不孝者で結構悪さをします。というのも親の愛情をきちんと受けていないので

まっすぐ生えてこない、ひねくれて斜めに生えてきたり、すねて少しだけ頭を出すだけ、もっと

たちが悪い奴は埋まったまま顎の骨の中で暴れまわって腫れを引き起こす・・・。

とにかく何一ついいことをしません(時々おりこうさんにまっすぐ生えてくる子もいますけど)。

ということで、悪さをする子にはおしおきをしないといけないので・・・・抜きます。

ひどいかもしれませんが、それは良い子に生えている手前のたくさんの歯たちを守るためです。

特に親知らずの一つ手前の歯は親知らずのいたずらのために虫歯になってしまったり、歯周病に罹って

しまう危険性が非常に高いのです。よく「親知らずを抜いた!すごい痛かった!」というのを聞くと

思いますが、少々痛い思いをしてでも抜いたほうが良いとうことです。

当院でももちろん親知らずの抜歯を行います。また、個人病院で抜くのが困難と判断した場合は無理せず

口腔外科(明和病院や兵庫医科大学病院等)に紹介させていただき、より安心・安全な医療を提供しておりますので、

奥歯でなんか嫌な予感のする痛みがあったら、いつでもご相談ください。

 

いい匂いが・・・・

だいぶ肌寒い時期になってきましたが、時間帯によってはまだまだポカポカ日和だったりする今日この頃です、診療室の中で仕事をしていると

お昼前後は特に暑くなってきて窓を開けることが多いのですが、そうするとお隣さんの中華料理屋さんからたまらなくおいしそうなごま油の匂いや

すぐ近くのパン屋さんからのたまらなくおいしそうな甘~い香りが風と共に診療室内に立ち込めてきます。

とたんにお腹が空いてきてしまい、「ああ、今日のお昼は何をたべようかなあ」と頭の中で考えながら、きちんと治療には専念しています、多分・・・

顎関節症について

朝起きたとき、あくびをしようとしたら口を大きく開けられない、あるいは耳のあたりが痛い、といったことはありませんか?

また、日中お仕事や作業をしているとき、特に口を開けたりしていないのになんとなく顎からほっぺたあたりが疲れた感じがする、

気になってお口を開けるとカクッと顎が鳴る音がした・・・・なんてことはありませんか?

当院にも時々(というかしばしば)そのような訴えで来院される方がいらっしゃいます。年齢層は幅広いですが、その中でも割合が多いのが

中学生や高校生あるいは20~30代の女性のような気がします。

顎関節症(がくかんせつしょう)と言いますが、病気というよりはそういう状態になっているという風に考えた方がいいと思います。

原因はさまざまですが、日常のストレスなども大きく関与していると言われています。あまり気にしすぎることで悪化したり、ずっとこのまま治らないのでは

と不安になり、さらに日常生活に支障をきたしてしまうことがあります。ですのであまり気にしないということが実は非常に重要になってきます。

しかし、時折重症化することもありますので、最初に書いたような症状が出たときは歯医者さんに行って診てもらうことをおすすめします。きちんとした説明を受けることで

自分の体に生じた症状を理解し認知することだけで治ることがほとんどですから。

お久しぶりの患者様

6月を迎え、開業させていただいて丸7年がたちました。スタッフさんはじめ多くの方々に支えて頂いてなんとかやってこれたと思い、本当に感謝しております。

開業当初はいろいろ慣れないこともあり、患者様やスタッフさんにはご迷惑やご心配をおかけするこたが多々ありました。その分、そういった患者様には特に思い入れがあったり

もします。当院では治療が一旦終了した患者様には必ず歯周病予防のために定期検診をおすすめしておりまして、ハガキを送らせて頂きお越しいただいております。

ただ、患者様みなさんも日々お忙しいでしょうし、いつの間にかずっとお越しいただいていた方がいつのまにか来院されなくなることがあります。

そうするといろいろ「何かこの前痛い思いをさせてしまったかなあ」とか「対応がわるかったのかなあ」などなどどうしても思って心配になることがあります。

先日5年ぶりに定期検診を希望して来院された患者様が私に開口一番「ごめんね、長いこと来てなくて・・・なんか一回定期検診忘れて行けなくなってから、連絡しづらくなっちゃって

・・・」と申し訳なさそうにおっしゃいました。

なるほど患者様もそういう風に感じてしまって来院しづらくなることがあるのだなあと感じました。でもそんなことは気にしないで是非是非何年振りでも結構ですので定期検診にお越し

ください、左海歯科クリニックに。

 

歯の衛生週間

毎年6月4日は「虫歯の日」ということで、前後1週間は特に歯の衛生週間として、全国の歯医者さんは市の検診などに参加をして

お口の中の健康を保つ大切さを皆様に理解していただくために頑張ります。

私も6月7日に厚生労働省・文部科学省・日本歯科医師会が実施している「歯の衛生週間行事」に参加させていただきます。

お子さんの歯の検診と歯科衛生士さんによるブラッシング指導やフッ素塗布などが実施されます。

常日頃から一日朝晩の2回の歯磨きを欠かさないことが非常に重要です・・・・と言葉にするのは簡単ですが、これを継続することは

なかなか難しいと思います。特に小さなお子様がいらっしゃると、お子様の歯磨きプラス自分の歯磨き・・・これを毎日となると

結構ストレスです。どちらか一方がおろそかになるケースをよく見かけます。

歯磨きの仕方・コツを覚えることが時間の短縮や継続できる手助けになると思います。

当院では定期検診をおすすめしておりますが、その際に適切なブラッシングの仕方もご説明させていただきますので、

どうぞお気軽にご相談ください。